平成30年度秋の庭園見学会

庭園の源流「城之越遺跡」と戦国の名園「北畠氏館跡の庭園」

猛暑だった夏もいつの間にか過ぎ去り、幾分過ごしやすい季節となってまいりました。
さて、今回は日本庭園の源流ともされる水祭祀遺跡「城之越遺跡」と南北朝から戦国時代まで伊勢の名族でありつづけた北畠氏の庭園「北畠氏館跡の庭園」の見学を行います。
ご存知のとおり、城之越遺跡は弥生時代の水祭祀遺跡ですが、その形状はのちの日本庭園の流れの原型と言われ、北畠氏館跡の庭園は、伊勢北畠の本拠地「雲山城」山麓に作庭された室町末期の武家の庭園として有名です。
紅葉の季節、山こもれる庭園を紅葉狩り気分での見学するのはいかがでしょうか。

城之越遺跡

AD4〜5世紀頃の造営。
庭園と云えるかどうかは明確にはできないが、庭園とすれば我が国最古のものとなる。後の飛鳥時代の庭園(遺構)とは全く異なり、緩やかな地形造成、自然風の流れ、州浜等、奈良時代(東院庭園等)から現代に至る池泉庭園技法との共通点も多く見られる。

北畠氏館跡の庭園

室町時代後期の造営とされる庭園。
同時代には旧隣寺(滋賀県高島市朽木)の庭園及び、福井県の朝倉遺跡の庭園が挙げられる。この3つの庭園に共通する点は、池泉庭園であるが池の規模が小さいこと、各所の石組(護岸石組を含む)等がダイナミックである点が挙げられる。
作者は明確ではないが、この3庭園に共通する人物として、当時室町幕府の管領(最上級の要職)であった細川高国の名が挙げられている。

■日時
平成30年11月17日(土)

■集合場所
近鉄名張駅12:00集合(11:50 11:25 着の急行があります)
※お昼を済ませておいてください。

■解散
近鉄名張駅17:00着予定

■見学先
・城之越庭園(三重県伊賀市比土4724)
・北畠氏館跡の庭園(三重県津市美杉町上多気1148)

■見学予定行程
12:00 名張駅東口 集合    
     移動 約30分(国道165号・422号を使用して)12.2km
12:30〜13:00 城之越遺跡30分(三重県伊賀市比土4724)
     移動  約1時間40分(国道422号・165号・368号)40.2km
14:40〜15:40 北畠氏館跡庭園60分(三重県津市美杉町上多気1148)
     移動  約1時間20分(国道368号・県道691号線)34.2km
17:00 名張駅 解散

■ご注意
駅から現地まで、車での長距離移動(全体走行距離87km)となります。
山道なので、車に弱い方は予め酔い止めの服用をお勧めします。

■お申し込み
申込は国際造園研究センター繁村まで
TEL06-6944-2040 FAX06-6948-5282
メール kslsrs02@gmail.com
◎ご案内と申込用紙(PDFダウンロード) H30teienkengaku1117.pdf(218)

定員  12名(定員になり次第受付終了させていただきます)
締め切り 平成30年11月8日(木)

■参加費  会員 3,000円  非会員 4,000円